【見学前にぜひご一読を】代表あいさつ

【①はじめに 〜私が吹奏楽団を創った理由〜】

数ある吹奏楽団の中から、仙台さくらウインドアンサンブルのホームページをご覧いただきありがとうございます。


この文章を書いている私は、学生時代に高校・大学の吹奏楽団に所属し、社会人になってからも10年以上にわたり、様々な一般吹奏楽団の現場に関わってきました。

その中で感じたのは、一般バンドには本当にさまざまな立場・背景を持った人たちが集まっているということでした。


練習や本番に毎回参加できる方もいれば、仕事や家庭の事情でなかなか来られない方、ようやく時間が取れて練習に参加できる方…。

そして皆さんの話を聞いていくうちに、「本当にみんな、心からのびのびと音楽を楽しめているのだろうか?」という思いが、自分の中に残るようになりました。


【②吹奏楽が「続けたくても続けにくい時代」へ?】

多くの一般バンドでは、毎週1〜2回の練習が当たり前になっています。

しかし、すべての人が毎週の合奏に高いモチベーションを持ち、時間も体力も費やせるわけではありません。


仕事や家庭のことで手いっぱいになり、

「今週は楽器すら持てなかった…」

「練習を休むたびに後ろめたさを感じる…」

そんな経験を持つ方も少なくないはずです。


さらに近年は、働き方や生活の変化が進み、日本の社会全体が忙しく、経済的にも余裕が持ちづらくなっています。

こうした中で、音楽を“人生の楽しみ”として続けていくには、新しい形が必要だと感じるようになりました。


【③「音楽を続けたい」その気持ちを大切にできる場所へ】


当団では、あえて月1〜2回という活動頻度に絞っています。

限られた時間の中で集中して合奏を行い、それ以外の時間は、それぞれの仕事や家庭、趣味としっかり向き合っていただけるようにしています。

また、他団体との掛け持ち(兼団)ももちろんOKです。


私たちは、「音楽を再開したいけど不安」「今は忙しいけど、また戻ってきたい」――そんな思いを持つ方々の**“居場所”**となれる楽団を目指しています。


中学・高校時代の吹奏楽部が「課外活動」だったように、社会人の吹奏楽活動は「生涯学習」の一つ。

卒業してからも、人生のステージが変わっても、音楽を続けていける場所がもっと増えていい――そんな思いから、さくらウインドを立ち上げました。


音楽が、日常の中に根づくように「さくらウインド」は、再出発のきっかけでもあり、一度離れても戻ってこられるあたたかい吹奏楽団でありたいと思っています。


楽器と音楽を、無理なく・楽しく・心地よく。


そして、この団体を通じて、一人でも多くの方が音楽のある日常に触れていただけたら、それ以上の喜びはありません。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


もし、当団の想いやコンセプトに共感いただけたら、ぜひ一度、見学にいらしてください。お待ちしています!


仙台さくらウインドアンサンブル 代表

仙台さくらウインドアンサンブル ホームページ

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